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ARM CPUで動く「PC向けのWindows 10」が登場
x86、ARMでそれぞれ専用にプログラムは作られています。
x86で動かせるプログラムはARMでは動かせません。
そのため、
Windows 10系OSは
PC向けにx86版、
スマートフォン向けにWindows 10 Mobileが存在します。
2017年の何処かで新しくARM系CPUで動かせるWindows 10がリリースされるとの噂があるのです。
その前に、
ARMとは何なのでしょうか?
ARM(アーム)社というCPUコア設計の会社です。
といっても工場でCPUを製造するのではなく、設計図を作って特許を取って半導体メーカーに売るのがお仕事。
ARM社って大きい会社?
とても大きな会社です。それこそ世界規模の会社です。2016年にソフトバンクがおよそ3兆円で買収しました。でもCPU生産工場は一つも持ってません。
ARMのCPUって?
AMRのCPUは主にスマートフォン向けCPUとしてシェアを広げています。消費電力が少なくバッテリーの持ちが気になるスマートフォンに最適ですね。
CPUコアの設計ライセンスも多数ありますが、有名なのはAppleのiPhone4以降ののCPUの設計でしょう。iPhone4のCPUはAppleの独自開発ですが、設計の一部をARMが行っているのです。
ARM系CPUでWindows10を動かすと?
ARM系CPUならスリープ時の消費電力はIntel系CPUよりも少なくて済みます。
バッテリーが長持ちするというわけが一つの理由。
LTEなどのセルラー回線を使ったデバイスを使う時にすんなり使えるみたいです。モバイル用途にはいいんじゃないでしょうか。
そしてこっちが本命でしょう。
32bit版Windowsアプリケーションもエミュレーターで動かせる
他にはWindowsアプリが使えるそうですが、
うーん…どうなんでしょうね。
うちのPCのアプリって64bit版ばかりなのですが…
リリース直後は、
使えるアプリなんて殆どなかったりして…
どうなるんでしょう?
ARM版Windowsには、x86(今のPC)で使えるソフトをエミュレータで動かせる機能が搭載されるようですが、重いソフトは快適に使えないでしょう。
軽いソフトやウェブ閲覧に限って使うだとかしてx86版とうまく住み分けしそうじゃないでしょうか?
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